ジョージ・コーエンさんが8月9、10、11日にドニントンパーク（UK）で開催されるクラシックモーターサイクルフェスティバルに参加、所有している1902年製「Norton Energette」を披露していただく事になりました。ジョージ・コーエンさんはイギリスで知る人ぞ知る初期ノートンバイクの愛好家です（特に初期単気筒車両）。愛好家として収集だけでなく修復にも力をいれており、バーミンガムにあるナショナル・モーターサイクル・ミュージアムが火災にあった際には、その技術を買われダメージを受けた1907年第1回マン島TTレース優勝バイク（レプリカ）の修復を依頼されたほどです。
披露していただくNorton Energetteはノートンが1902年に始めて製造したモーターサイクルになります。自転車のフレームにフランス製の145ccのエンジンをつみ、スピードは約20mph(時速約32km)。
ノートン・モータサイクルズ社にとってもイギリスのモーターサイクル史にとっても貴重な1台です。